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渡航準備:日本からロンドンへ持っていった物

ロンドンで生活するにあたって、日本から持っていって便利だったもののリストです。

  • パソコンと周辺機器
  • 常備薬、化粧品など、当座のもの。特に抗生剤。ときどき化粧水。
  • 眼鏡:イギリスでも一度作りましたが、あまりよい出来ではありませんでした
  • 文房具:日本のノート。その他文具は、ロンドンの無印良品MUJI)で、だいたい揃うと思います。ただし値段は高めです。
  • 日本のクレジットカードまたはデビットカードと暗証番号
  • その他いろいろ:インスタント味噌汁少々、下着類、靴、日本の折りたたみ傘、歯ブラシ、耳かきなど。100円ショップを一周すると、ご自分に必要なものが見つかるかもしれません。
  • その他オプション:①炊飯器:イギリスの電圧で炊ける小型のもの。現地でも買えますが、高額です。私は、日立 の3合炊き(RZ-EM5Y-BL [海外向けマイコン炊飯器3合 220V-240V ])を持って行きました。9000円弱だったと思います。)②日本の包丁
  • 旅行保険は、帰国するたびに3ヶ月ずつ入っています。ロンドンでは、旅行保険で、何度か日系の診療所に行きました。クレジットカードに旅行保険がついている場合は、そちらが使えます。もちろん、イギリスの医療サービス(NHS)もあるので、入っても入らなくてもと思います。

 

その他、気をつけたほうがよいことなど

  • 私は、郵便局から船便で荷物を送ったのですが、品名単価を購入時の価格にしたため、合計金額が高額になってしまい、イギリスで関税を取られました。船便はダンボールで二箱で冬物の衣類などが入っていました。関税の合計は日本円で2万円を越えたと思います。「洋服は、売っても中古の価値しかないんだから、新品の値段を書いちゃだめだよ」というのが、ロンドンの郵便局のアドバイスでした。なお、一定金額を越えた場合でも常に関税がかかるわけではなく、無作為に検品をしているとも、郵便局で言われました。
  • 東京の郵便局からSAL便も送ったのですが、こちらのほうは10日弱で順調に到着しました。ただ、郵便はイギリス国内に入ると追跡が難しくなりますので、大切なものはヤマト運輸などで送ったほうがいいかもしれません。
  • 渡英前に、日本の歯医者さんで異常がないかどうか、見てもらったほうがよいと思います。海外の歯医者さん探しは、一般的にハードルが高いです。

子連れ大学院留学への道(その4):学校(高校)訪問など(2011年)

イギリスでの高校に電話をするときには、次の項目を確認しました。

  • ビザのスポンサーとして留学生を受け入れているかどうか
  • Year 12への編入生は、一学年の中でどのくらいの割合か(ビザのスポンサー校は、すべて私立であるため、下の学年からの持ち上がりの生徒が大半です。編入生が多いほど、学校に馴染みやすいのではないかと考えました。)
  • 入試までのプロセスと日程
  • 入学希望者のための学校訪問日(オープンデーと呼ばれていたと思います)

ロンドン近郊で、ビザのスポンサーになってくれる学校は5校見つかったことは、前に触れましたが、そのうち、4校にはオープンデーなどで、実際に訪問しました。オープンデーに行った2校では、在校生が校内を案内してくれて、学校生活についてご本人達から聞くことができましたし、また学校施設管理の状態、先生方の様子、また、校長先生のお話があるところでは、学校運営の方針などについても、知ることができました。校長先生のマネジメントの方向性やお人柄で学校の雰囲気が決まるところもあるので、学校選びにあたっては、できれば短時間でも校長ご本人の話を聞く機会は持ったほうがよいと思います。

子連れ大学院留学への道(その3):イギリスでの高校受験にこぎつけるまで(2011年)

2011年の9月に、私はLSEの博士課程入学のために一人で渡英しました。ほぼ同時期に、2012年秋から息子を受け入れてくれる高校を、下記の条件で探し始めました。

  • 息子のTier 4 (Child )Student Visaのスポンサーになってくれる学校であること
  • 2012年秋に、12年生(Year 12)で受け入れてくれる学校であること
  • ロンドンの自宅から通える高校であること

ビザのスポンサー校を探すのが難しいのは、前年と同じでした。学校探しは、Border Agencyがビザスポンサーとして認定している学校の中からロンドン近郊のものを全部リストアップし、ホームページで内容を確認して、一つずつ電話をしていきました。このときも、スポンサーの資格を認定されている学校であっても、「うちでは今は留学生をとっていません」というところが半数以上だったと記憶しています。でも、このときはイギリスのカリキュラムでA Levelの準備コース1年目(Year 12、日本の高校に相当)に入学するというタイミングで探したため、ロンドン周辺で5校が見つかりました。

なお、学校探しについては、ボーディングスクールを選べば、学校の選択肢は、広がったと思います。上記5校のうち3校は、通学生とボーディングの生徒の両方を受け入れている学校でした。けれどもわが家の場合は学費のことを考えて、自宅通学を選ぶことにしていました。

子連れ大学院留学への道(その2):Tier 4 (Child) Student Visa スポンサー校探しの難しさ

2010年秋から、家族で東京に住みながら、イギリスの中学を再度探しはじめました。学校探しで重視しなければならなかったのは、下記の2点です。

 

結 局、上記2点をクリアできる学校は、ロンドン近郊で一つしか見つかりませんでした。ビザスポンサー校として登録している学校はいくつもありましたが、実際 に留学生を受け入れるのは、ビザの手続き上、学校側に負担であることから、「うちでは受け入れられません」と断られ続けました。また、イ ギリスでは、10年生(Year 10)と11年生(Year 11) の2年間が、カリキュラム上、一つの単位となっていて、Year 11で入学を受け入れるのは、学校にとっても大きな負担になることもわかりました。ロンドンで一つだけ見つかった学校も、イギリスにいる知人が校長先生に 相談してくれて、書類選考にこぎつけましたが、実際に学校を訪れてみると、残念ながらあまり雰囲気のよい学校ではなく、入学は断念することになり ました。そういうわけで、2011年の夏には、私が一人で渡英してLSEに入学し、息子は東京の家族のところから学校に通い続けました。

子連れ大学院留学への道(その1):子ども帯同ビザの却下(2010年)

私は、2010年にLSEに合格し、その秋に渡英するつもりでした。その年に家族でアメリカから日本に帰国したばかりで、当時14才だった息子は英語が第一言語になっていたため、夫を東京に逆単身赴任してもらい、息子と私で渡英することにしていました。ところが、イギリスは、片親の留学に子どもを同伴することは認めていなかったのです。(ただし、両親が離婚している場合などは片親の留学でも同伴可です)。ビザの申請書はよく読んだつもりでしたが、ここの部分を理解していなかったため、2010年夏に私がTier 4 (General) Student Visaを申請し、息子をdependentとして加えたところ、私のビザだけ発給されて、息子の申請は却下されてしまいました。

「片方の親の留学の場合、子どもの帯同を認めない」というルールは、当時新しく導入されたばかりでもあり、東京のビザセンターのアドバイスも混乱していました。結局、どんな手段を取っても、息子をdependentとして帯同することはできないこと、もし連れていくのであれば、息子の留学ビザを発行してくれる中学を探す必要があることがわかりました。そのため、1年間は私がLSEの入学許可を一年保留(Defer)してもらい、対策を練ることにしました。

 

 

 

イギリスビザ 延長の申請:始めました(2016年夏)

新橋のVFS Globalに、イギリスのビザの延長申請に行ってきました。今回もTier 4 (General)Studentビザです。

 

提出した書類(延長申請の場合)

  • 申請書を印刷したもの(オンラインで作成 Visa4UK - Welcome to Visa4UK
  • 現在のパスポート、過去に使用したパスポート(イギリスのビザスタンプがあるパスポートのみ提出が必要。(← LSEの留学生オフィス International Student Visa Advice Team (ISVAT)からのアドバイスによる)
  • 現在使用している英国ビザ。(私の場合は、今年1月に取得したBRP。これはパスポートにスタンプされているビザではなく、プラスチックのカード型のもの)
  • CAS (Confirmation of acceptance for study) statementを印刷したもの。CASは、これから入学する人には自動的にメールで送られてきますが、在校生がビザの延長申請をする場合は、自分でリクエストをする必要があります。LSEの学生は、こちらからリクエストできます。https://www.lse.ac.uk/intranet/students/registrationTimetablesAssessment/secure/CASrequest.aspx
  • 私が以前取得したビザに有効期限の間違いがあったのですが、そのときの修正についてBorder Agencyから受け取った手紙のコピー
  • また、新しく入学する方のビザ申請には、以前在籍した大学の卒業証明書など、CASで指定されている書類が必要です。

持っていったけれども必要なかったもの

  • 銀行の残高証明(日本人は、Low risk nationalということで、今回も必要ありませんでした)
  • 証明写真(写真は、申請手続きの一環としてビザセンターで撮影することになったそうです)

申請書の記入で迷ったこと&注意すべきだったこと

  • 申請書を印刷したあと、署名欄に記入する日付は、ビザセンターに行く日付を記入します。私は別の日付にしていたため、ビザセンターで手書き訂正しました。
  • イギリス入国予定日も変更することになってしまったのですが、オンラインの申請書では修正できず、ビザセンターで手書きで修正しました。
  • イギリスでMedical treatmentを受けたことがあるか、という質問については、風邪その他で普通のお医者さんに行ったことについては記入の必要はなく、手術など大きな 治療を受けた場合のみYesと記入するそうです。(LSEの留学生オフィス(ISVAT)からのアドバイスです。)
  • 申請書の中で、過去のビザ申請について、少々紛らわしい質問がありました。一つはHave you been issued any visa for the UK? 、もう一つはHave you made an application to the Home Office to remain in the UK? というものでした。前者はイギリス到着前に、日本でビザを申請&取得したことがあるかどうか、後者はイギリス国内でビザの延長手続きをしたことがあるかどうか、という意味でした。
  • LSEの場合、申請書の書き方を懇切丁寧に教えてくれるページがあります。下記のものは、イギリス国外からの申請方法ですが、イギリス国内から申請するためのバージョンもあります。(学校名やスポンサー校番号などはLSEのものになっていますので、他大学の方はお気をつけください。)

    http://www.lse.ac.uk/intranet/students/ISVAT/pdf/Tier-4-PDF/Guide-to-EntryClearance-form.pdf

  • ビザが発給されても、パスポート以外のSupporting documentsは原則として返却されません。ただし、返却してほしい場合は、原本のコピーを添えておくと、原本は返却してくれます。

その他

  • 昨日の申請受付の予約時間は9時15分でした。そこからしばらく待ち、手続きを終えてビザセンターを出たのは10時半を過ぎていたと思います。ビザを受け取るには3週間くらいかかると言われましたが、今回はPriority Serviceは使用しませんでした。後から思えば、Trackingの有料サービスを申し込めばよかったと思っています。
  • 申請書の控えはPDFでも保存し、それをLSEの留学生オフィス(ISVAT)にメールで送りました。所属大学は在学中の留学生のビザ更新の状況を、常時把握している必要があるそうです。(これから入学される方は、この連絡は必要ありません)。