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子連れ大学院留学への道(その1):子ども帯同ビザの却下(2010年)

私は、2010年にLSEに合格し、その秋に渡英するつもりでした。その年に家族でアメリカから日本に帰国したばかりで、当時14才だった息子は英語が第一言語になっていたため、夫を東京に逆単身赴任してもらい、息子と私で渡英することにしていました。ところが、イギリスは、片親の留学に子どもを同伴することは認めていなかったのです。(ただし、両親が離婚している場合などは片親の留学でも同伴可です)。ビザの申請書はよく読んだつもりでしたが、ここの部分を理解していなかったため、2010年夏に私がTier 4 (General) Student Visaを申請し、息子をdependentとして加えたところ、私のビザだけ発給されて、息子の申請は却下されてしまいました。

「片方の親の留学の場合、子どもの帯同を認めない」というルールは、当時新しく導入されたばかりでもあり、東京のビザセンターのアドバイスも混乱していました。結局、どんな手段を取っても、息子をdependentとして帯同することはできないこと、もし連れていくのであれば、息子の留学ビザを発行してくれる中学を探す必要があることがわかりました。そのため、1年間は私がLSEの入学許可を一年保留(Defer)してもらい、対策を練ることにしました。